杉並建築展2022
き「ず／づ」きのきっかけ
2022 3 /22火 ～ 3/29火

『きずき＝築き』、『きづき＝気付き』、
これら２つの『きっかけ』について考察することが今回のテーマです。
建築は、誰かの何らかの「思い」から始まり、築かれます。ここで「建てる」
ではなく「築く」としているのは、建築はつくられる過程で物質として立ち現
れるだけではなく、人々や物事の関係を築いていくからです。

そして「思い」が「形」になることによって、様々な「気付き」を得ることが
できます。そこから新しい価値を見出したり、言葉が生まれたり、もちろん失
敗からの反省もしかり、批判や批評もあり、それがまた次の「築き」につ なが
っていきます。

例えば今回の会場、元々は倉庫だった場所を多目的なイベントスペースへと転
用しているのですが、展示をするという目線で見てみると、剥き出しの鉄骨下
地に展示物を引っ掛けたり、磁石でくっつけたりできそう、などな ど、違った
価値を見出すことができます。このように、何らかの思いを持って形を見るこ
とからも気付きを得ることはできます。

みなさんには自身の作品について、そのプロジェクトが誰のどのような思いか
ら始まったのか、そしてその思いが形になった時（※）にそこからどのような
気付きがあったのかを展示していただきたいと考えております。展示を通じて
議論を深めることが更なる「気付きのきっかけ」となり、それらを地域の方々
と共有し、新しい「築きのきっかけ」に繋がることを期待しています。

■観覧時間9: 00 ～ 18: 00（3 / 29( 火) 最終日は18 : 00まで）
■会場：高架下空き倉庫（JR東日本 阿佐ヶ谷～高円寺間
〒1 6 6 - 0 0 0 4 東京都杉並区阿佐谷南2－36
高架下ライブバー
3/26 SAT 対面、YOUTUBEにて後に配信予定
時間：第1グループ 13: 00 ～ 18 : 00
トークイベント
3/27 SUN 対面、YOUTUBEにて後に配信予定
モデレーター： 種田元晴
時間:第１グループ 14: 00 ～15: 00
第２グループ15: 30 ～16: 00　
　　　　　　　　　　　　　　　
入場料：無料
主催：杉並建築展実行委員会
助成：杉並区新しい芸術鑑賞様式助成事業
協力：株式会社ジェイアール東日本都市開発 阿佐ヶ谷・高円寺プロジェクト
　(株式会社ジェイアール東日本都市開発の阿佐ヶ谷・高円寺プロジェクトでは
「歩きたくなる高架下」をつくる一環として、地域の方々へ高架下空き倉庫の
お貸出しを行っています。)
問い合わせ：masahirokatsuki@houselabo.co.jp　連絡先：090-6517-2257　す
ぎなみの街並を作る会　
感染対策：消毒液の設置、体温測定等を行えるようにします。会場は開放し換
気にも配慮を行う予定です。


出展者リスト

永山祐子建築設計
flat class architects
南俊允建築設計事務所
横井創馬/ セカイ・横井創馬建築設計事務所
バンバタカユキ／takayuki.bamba associates
久保都島建築設計事務所
日本大学理工学部建築学科
古澤大輔研究室
suha 阿部光葉
銭湯ぐらし＋まめくらし
BnA hotel Art collective
Around Architecture 佐竹雄太/ 建築ラッパー
AKINAI GARDEN STUDIO
小沼計画
PERSIMMON HILLS architects
Office XAD
METAVORTEX Architects ＋日本大学生産工学部建築工学科
Studio on_site アリイイリエアーキテクツ
SIA 香月真大