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建築展2023 孤独をすゝめ -「個人化」の時代に活きる建築への探求-

建築展2023 孤独をすゝめ -「個人化」の時代に活きる建築への探求-
現代において「個人化」の時代が進行している。これは個人の尊重をもたらすが、同時に孤独も増加させてしまう。COVID-19の流行もこれを促進させ、人々は孤独を自ら選ぶようになってしまった。「建築展2023」では、これからの「個人」と「コミュニティ」の関係性について考え、私たち自身の建築体験から、「個人」の「孤独」を通して新たな「つながり」を見出そうとする意欲を醸成する建築デザインについて論述する。
建築会館 ギャラリー 東京都 港区
2023年9月15日(金) ~ 2023年9月16日(土)
建築展2023 孤独をすゝめ -「個人化」の時代に活きる建築への探求-

【建築展2023のご案内】
芝浦工業大学・文化系サークル「建築研究会」が主催する「建築展2023 孤
独をすゝめ」のご案内です。
建築・都市について様々な視点から学習・研究を実践する同サークルは、毎
年秋に、春休みからテーマを掲げ議論を重ねた集大成として、日本建築学
会・建築会館1Fギャラリーにて、建築展を開催しています。
今年のタイトルは
孤独をすゝめ
-「個人化」の時代に活きる建築への探求-
です。
会場まで足を運び、新たな価値観を見出してもらえれば建築研究会一同、皆
様のご来場をお待ちしております。

会期:9月15日(金)―9月16日(土) 10:00~17:30
会場:建築会館ギャラリー1F展示コーナー
所在地 東京都港区芝5丁目26番20号
    TEL:03-3456-2051
    FAX:03-3456-2058
最寄り駅 JR田町駅、都営地下鉄三田駅(浅草線・三田線)徒歩3分
主催:芝浦工業大学システム理工学部 環境システム学科
   澤田研究室内 建築研究会
Webサイト:
https://sites.google.com/view/sit-kenken-2023
概要:
日本を含む先進諸国が「個人化」の時代に突入したと言われるようになって
久しい。

働き方や人間関係、消費など、あらゆるライフスタイルが社会の規範や規則
に依らず、個人に依る選択の対象となった。

こうした「個人化」は、個人を尊重するといった正の側面を持つ一方で、
人と人のつながりを希薄にし、潜在的な「孤独」を生むといった負の側面を
持つ。

COVID-19の世界的な流行は、「個人化」を急速に浸透させると同時に、つな
がりの希薄化や「孤独」といった社会問題を顕在化した。

そして、COVID-19が収束を迎えつつある今、顕在化した「孤独」の問題は新
たな局面を迎えた。

『対面での人との対話に入っていけない』
『コロナ禍では個人でいても生活できていたのだから、わざわざコミュニテ
ィに属す必要はないのではないか』

人とのつながりを持つこと自体に懐疑的になり、「孤独」を自ら選択する人
が増えたのだ。


そこで私たちは、これからの「個人」と「コミュニティ」の関係性について
考えた。
人と人のつながりが薄れゆく時代に、「孤独」が創造する、新たな可能性を
模索したい。

「建築展2023」では、私たち自身の建築体験から、「個人」の「孤独」を通
して新たな「つながり」を見出そうとする意欲を醸成する建築デザインとは
何かをテーマとし、論述する。

ユーリア・エンゲストロームの「活動システムモデル」を糸口として、建築
を【「主体」が「対象」に向かうためのシステム】として紐解き、「孤独」
を「コミュニティ」へとつなげる建築を考察した。


これは、「個人化」の時代に、「孤独をすゝむ」ことへの勧奨であり、「孤
独をすゝむ」私たちの決意表明である。

関連ホームページhttps://sites.google.com/view/sit-kenken-2023/ホーム

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