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海ギャラChill Out 2023「竜串のモダニズム建築×ライフストーリーズ」

海ギャラChill Out 2023「竜串のモダニズム建築×ライフストーリーズ」
高知県西南端の観光地、竜串に建つ「海のギャラリー(林雅子・1966)」と「足摺海底館(川崎重工業・1971)」。二つの建築は、人々にどう映ったのか?どう受け容れられてきたのか?ゆかりある13組16名のインタビューから、立ち現れるシーンやイメージをmari masudaさんのイラストを添えてパネル展示します。1月6日は、近刊『高知アヴァンギャルド』が注目される西村依莉さんのトークイベントなども開催!
海のギャラリー、足摺海底館 高知県 土佐清水市
2023年12月3日(日) ~ 2024年1月14日(日)
海ギャラChill Out 2023「竜串のモダニズム建築×ライフストーリーズ」

海ギャラChill Out 2023|13組16人でつづる展覧会
「竜串のモダニズム建築×ライフストーリーズ」

【開催趣旨】
 海ギャラChill Outでは昨年、「建築家・構造家がみつめた竜串の自然」を開
催しました。国の登録有形文化財となった海のギャラリーや足摺海底館が、
「この土地の自然をどのように読み取って計画されたのか?」を紐解(ひも
と)く企画展示でした。今年はその視点を180度転回させ、人々に2つの建築が
どう映り、どう受け容れられてきたのか探っていきます。読書に例えるなら、
昨年は作家の視点から作品を読み解き、今年は複数の読者の視点から作品を読
み解く企画です。 タイトルにある「モダニズム」とは、伝統からの脱却を目
指し、新たな社会や文化のあり方を模索する動向を指します。海のギャラリー
や足摺海底館も、この土地の伝統とは異なる方法で設計され建設されたという
点ではモダニズムの建築であったと言えるでしょう。そんな建築に接したと
き、誰しも自らの文脈で解釈し、百様の海のギャラリー、百態の足摺海底館が
立ち上がることになります。
 今夏、海のギャラリーや足摺海底館にゆかりある13組16名の方々にインタビ
ューを行いました。このたびの展示では、共通して立ち現れたシーンやイメー
ジを、mari masudaさんによるイラストを添え、パネルでご覧いただきます。ま
た、インタビューをとりまとめた13組13冊のファルから、それぞれのライフス
トーリーに現れる固有の海のギャラリー、固有の足摺海底館の姿に接していた
だくことを試みました。インタビューの話者と聞き手による「対話的作業によ
って共同制作された13の社会的現実」が、会場を訪れたみなさまによる、竜串
やモダニズム建築の読み解き、そして、多層世界の読み解きの手がかりになれ
ば幸いです。

【開催概要】
2023.12.3 (sun)-2024.1.14 (sun)
無料(ただし、入館料別途必要)
海のギャラリー|高知県土佐清水市竜串23-8|9:00-16:00 (木曜休館)
足摺海底館|高知県土佐清水市三崎4124-1先|9:00-17:00 (無休)
主催:海ギャラChill Out(ug.chillout@gmail.com)

【展示内容】
1.イントロダクション
インタビューによくに登場する施設名や地名をMAP にプロット。竜串の2つの
モダニズム建築を語る上では外せない、キーパーソン・グループなどもご紹介
します。

2.立ち現れるシーンとイメージ
インタビューから印象的な言葉を抜きだし、共通して立ち現れる具体的なシー
ンやイメージをパネル展示します。mari masuda さんがイラストを添えてくれ
ます。

3.交わるライフストーリー
竜串のモダニズム建築と、人生の交わり、そして、人生と人生の交わり。13組
16名のインタビューを、13冊のファイルに綴(と)じ、関連資料とあわせて展
示します。

【関連プログラム】
1月6日(土)はイベントDAY!
海のギャラリーで、絵本作りワークショップ(参加費500円・要申込)やトーク
セッション、地元音楽レーベルのジャムセッションを開催します。
トークセッションでは、近刊『高知アヴァンギャルド』が話題の西村依莉さん
(編集者)に登壇いただきます!

関連ホームページhttps://ugchillout.wixsite.com/official

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投稿(とうこう)

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