新フランク・ロイド・ライト建築・思想:進化 連続講演その2 第1部 プレイリー(草原住宅)期 1887-1923
- 新フランク・ロイド・ライト建築・思想:進化 連続講演その2 第1部 プレイリー(草原住宅)期 1887-1923
- ライト・建築・思想は、第一期「人格形成期」第二期「建築・思想開花期」第三期 「新建築序奏期」第四期「建築・思想醸成期」第五期「聡明期」でデザイン創造の変化・変容があります。「写し」から「手習い」「自作」への僅か6年の修練からライト建築デザイン法が展開されて多様性・志向・思索と広範なデザインの「素」を伺う事が出来てこの35年間のプロジェクト総数289件は、先験的かつ先導的ビジョンの要因が伺えます。
- 自由学園明日館 東京都 豊島区
- 2023年12月9日(土)
講演会 II の お知らせ
講演会 フランク・ロイド・ライト:FLLW の建築・思想
その二 第二期 建築・思想 開花期-
この上記の第二期の表記に混乱を招く事が予想されますが、ライトの建築・
思想の展開・進化を検証する上に、「第一期 人格形成期」として設定し、
幼年期から青年期の知・感の成長が自意識を高め、徐々に日常社会に踏み込
む基盤を築いていきます。その時期を多くのライト研究者にこの時期への評
価が多々あり今回の講演会とは別の機会を設ける事にしました。
自説としてライト・建築・思想の全容として、第一期 「人格形成期」、第二
期 「建築・思想開花期」、第三期 「新建築序奏期」、第四期 「建築・思想
醸成期」、第五期 「聡明期」とする事でデザイン創造の変化・変容の進化を
辿ることが出来ます。世界建築史上の数多の建築家のデザイン発想因をライ
ト程明確に創造・展開を明示した建築家は皆無と思われます。
72年間の建築創作総数は700に及びます。ほぼ半数近くが提案として「時間」
という過酷な試練の機会を待ち続けてますが、建築・思想の統括的観点から
重要な課題もあり、折に触れて紹介していきます。その中でも、初期の開花
期の36年の希少な建築にこそ躍動と鮮烈な建築創造の覇気が今尚生き生きと
その資質の高さと濃密な精神性を放っています。「時間」の魔力に翻弄され
ながら、時空を超えその精神性はヴィクター・ユーゴの「建築の七燈」の真
意を汲み、その灯りは絶える事はありません。
「写し」から「手習い」、さらに「自作」への僅か6年の修練から多くのライ
ト建築デザイン法が展開され、その後の建築デザインの多様性、志向、思索
と広範なデザイン思索こそダイナミックにして深遠なデザイン論の「素」を
伺う事が出来ます。絢爛な創作志向から、、ライトの「帝国ホテル」で“プ
レイりー建築”からの離脱の確信を得て、次なる「新建築創造」へと邁進し
ました。この期の35年間のプロジェクト総数289件の成果は、現在では必須と
なる建設業界に於けるライトの広範にに渉る建築家としての姿勢としての先
験的かつ先導的ビジョンに学ぶ要因がこのプレイりー建築から伺うことが出
来ます。
講演会:2023年12月9日(土)、午後2時~5時、自由学園明日館
参加ご希望の方は、申し込み書、或いは当日会場での受け付けも可能です。
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