建築映像ナイトVol.2「捉えがたさを捉える建築映像」ゲスト:瀬尾憲司(ガラージュ)
- 建築映像ナイトVol.2「捉えがたさを捉える建築映像」ゲスト:瀬尾憲司(ガラージュ)
- 建築を表現する手段として映像の重要性が高まっており、インターネットやSNSの発展で制作・鑑賞のハードルが下がったことが背景にある。国内外で建築映画祭が開催され、建築家やアーティストによる映像作品も増えているが、創造的・批判的議論の場は不足している。そこで、建築映像の研究・制作に携わる瀬尾憲司氏を招き、映像が建築の可能性を広げるかを考えるトークイベントを開催する。
- けんちくセンターCoAK 京都府 京都市
- 2025年2月23日(日)
トークイベント:建築映像ナイトVol.2「捉えがたさを捉える建築映像」
ゲスト:瀬尾憲司(ガラージュ)
場所:けんちくセンターCoAK
実施日:2025年2月23日(日)18:00~19:30
定員:15名(予約優先)
参加費:1,000円(学生500円)
応募フォーム:https://forms.gle/PKnULd5vNhdPE7wB8
※自転車でお越しの方は、お近くの公共駐輪場をご利用ください。
概要:図面や模型、テキストと同じように映像は建築を表現する媒体であるという認識が近年高まってい
る。その背景には、映像制作が身近になったことに加え、インターネット・S N Sの発達により制作者
と鑑賞者の両方のハードルが下がったことが根底にあるといえる。すでに16年続くロッテルダム国際建築
映画祭AFFRの他、国内でも京都の建築映画祭が開催されており、2023年には東京での建築映像館が反響
を呼んだ。また建築家自身や協働するアーティストによって制作された建築映像を目にする機会もめずら
しくない。しかし未だその映像表現に対しての創造的・批判的議論の場は足りていないように思える。そ
こで、建築映像について研究と制作の両面から関わられている瀬尾憲司氏を招いたトークイベントを開催
する。伝統的な建築メディアである図面や写真とは異なり、鑑賞者の解釈の自由度が高いことや、時間を
取り入れた表現であること、つまり捉えがたさこそが映像の特質であるが、そのことが建築を記録するこ
とのみならず建築そのものの可能性も広げることになるのだろうか。
ゲストプロフィール:瀬尾憲司(セオ ケンジ)1991年 高知県生まれ。2014年 早稲田大学建築学科卒
業。2016年 同大学院修了。2016–2017年 YKK AP 窓研究所勤務。2017年より建築映像作家として活
動。2020–2023年 早稲田大学建築学科 非常勤講師。2020年よりガラージュ 共同主宰。2023年 建築
映画館2023 主宰。
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